不連続な日々

そんなに続かないです

勝手に続いてくれるもの

普段日常的に毎日毎日お酒を飲まない。飲むときはとことん飲みますけどね。

 

飲まない、というか飲めなくなった。という感じかな。かつては相当飲んでたと思うけど、それが祟って基本的にビール飲んじゃいけないカラダになってしまったので、必然的に飲む量も減りました。最近は日本酒の方が若干プリン体少ないからそっちの方にシフトしていたり。焼酎のほうがずっとプリン体少ないらしいからそうすりゃいいのですが、やっぱり日本酒が好きなので。

 

日本酒かいわいは、味の評価とか、なんちゃら酵母がどうのこうのみたいな難しいうんちくがセットになると堅苦しくて疲れる。酔ってしまうとどうせ味もうんちくも難しいことはよくわからなくなるんだから、何とか純米何とか吟醸とかなんとかかんとかあーだこーだ言うのはよほどのことがない限りあんまり言わないようにしてる。酸味が強かったり、ベタベタに甘いのは苦手、飲みすぎると頭痛い。その程度ぐらいは言ってみたりね。

 

味にうるさいヒトになってやろうと思っていろいろ調子に乗ったことを言おうとしたこともあったけど、いかんせん、疲れます。まぁあんまり味にうるさくなり過ぎると何も飲めなくなってしまうから、ほどほどで、楽しいお酒を。

僕もおっさん、いや、オトナになりました。

 

疲れない程度に気楽に、でも、そこいらのスーパーに売ってない酒が飲みたい、というワガママな望みを叶える目的で、今年の春から、日本酒の定期購入サービスというものを利用していて、↓

KURAND(秋にリニューアル。かつては「ノモーの蔵宅」というサービスでした。)

月々2680円と、まあ4合瓶1本平均してそんなもんすかねえ。という値段。

 

毎月末間近に、その月のおすすめの蔵元のお酒4合瓶1本、蔵元紹介ニュースレター的なチラシ、ごくたまに升やらお猪口やらおつまみの試供品のおまけがセットでやってきます。選ばれる蔵元はあんまり知られてない(らしい)、聞いたことない小規模なところが多く、というか、自分が有名どころしか知らないだけなのかもしれないけど。

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蔵宅第1号が送られてきたときは、小規模感を出そうと思ったのか、筆ペンで手書きで書かれたラベルと、自分の名前まで書かれていて妙なムズがゆさがあったのですが、
KURANDサービスにリニューアルしてからは、よくわからないロゴマークのラベル瓶に変わってしまってそこはそこでさびしくなっちゃったり。

 

買う側の自分が飲みたいものじゃなくて、出す側が飲んでほしいものを(勝手に)勧めてくれるから、腐るほどある銘柄から疲れるほど悩んで買わなくてもいいので、あんまり難しいこと考えずにお酒を楽しめます。数に限りがあるマイナーな蔵、みたいなのをウリにしてるから、ちょっとした優越感じゃないけど、そんな感じ。

 

毎月(忘れた頃に)送られてくるから、月末、次の酒が送られてくるのにまだお酒残っているとちょっと焦る。かといってお猪口あと1杯分大事に残していたものを家族に飲まれてしまってるとムカつく。飲みきれないから次の月は要りません、というスキップサービスも始まったので、そうしたらいいじゃないか、ということですが、それはそれで次の月の酒がすごかったらなんだかくやしいから、勝手に立て続けにお酒を送ってもらってるほうが幸せかも。


ここしばらくは季節的にも、秋のひやおろしとか、冬から春にかけての、新酒しぼりたてとか、素人目にも聞こえのいいお酒が続いていて楽しい時期です。しばらくひと月で飲み切ってしまうことの方が多くなりそう。