不連続な日々

そんなに続かないです

案外続いていること

もう8年目、になるのかなぁ。

 

稲川淳二の怪談ナイト」
もうかれこれ毎年行ってましてねぇ。
 
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真夏より、秋口のほうが都合がつきやすいってのもあって、どうやら淳二本人も「ちょっと夜が長くなるこの時期に怪談聴くとまたなんだか雰囲気があっていい感じじゃないかなぁぁ、ってなもんですよ。ええ。」みたいなこと言ってるんでねぇ、秋にツアーを1本見て、でもってぇ、そこでどうやら冬の番外編ツアーがあるらしいってんでねぇ、年末にもう1本、ちょっとぉ場所を変えてぇ小さなライブハウスみたいなところでもってやってみたらどうかなぁ、てな趣向でもってやってるらしいんでねぇ、淳二が間近に見えるってんでぇ、ついついこちらもあれーおかしいなぁーーちょーっと見に行っちゃおーかなぁーってな具合にヒタッ、ヒタッ、ヒタッ、ヒタッ、と進んでライブハウスのドアをギィィィィィーーー・・・。なんだかだんだんだんだんだんだんだんだん稲川口調になってきちゃうんですけどねぇ。ええ。
 
 
まぁ口調はおいといて。。。
 
 
夏のツアーは新作発表の場のようで、鮮度の高い稲川噺しが聴けるし、舞台セットもけっこう凝っててすんごくいい雰囲気なので、これはこれで毎年楽しみにしてるのですが、冬のツアーはそれはそれで、小さいハコだから近いし、近いからこそ醸し出される、唐突に怪談を話し始める近所の隠居のジジイな淳二の雰囲気がこれまたとても良くて、これまたクセのように毎年行っちゃうわけです。

冬のツアーのいいところが、過去作を再演してくれるところ。

淳二の持ちネタが300とか400?ほんまかいな、ってなぐらいあるらしいですけど、テレビとかDVDとかyoutubeとかニコ動とかどーーっかで聴いたような話を生でやってくれる。

興味本位で怖い話聴きたいなぁ、から始まって、淳二口調がちょうど心地よくなって、いろいろネタを漁ってきた淳二フリークとしては、それはまさにそこいらの音楽のライブそのものです。
 
「アタシのねぇ、友人なんですよ。もうお嬢さん大きくなられましてねぇ、
んでまぁある放送局勤めることなったんですよ」みたいなイントロで、


「ぅぉあ!!ゆきちゃんだぁ!!!!」
てな具合に「アンセムキター!!!」よろしく心の中で地味ぃ~にやっとるわけです。
みんなだま~って聴いてるから大声で叫ぶわけにもいかないんでね・・・。
ある程度一通りネタ知ってるとホントにイントロで「ああ、あれか」という反応になっちゃうもんで。Twitterのつぶやき怪談も大方そんな感じで見ていたり・・・。
去年(2012)のツアー本編が20周年と銘打って再演メインだったので、まさにそんな「アンセム」連発でそれはそれで飽きちゃうこともあったり。。。
 
今年は今年で、僕の知らない過去作が多かったので新鮮な気持ちで聴けました。
知ってるネタも、そーいや忘れてたわ感のあるネタだったので、新しい別の味を知ることもできたし。あんまり放送とかじゃ言えない話なんですけどねぇ、って言ってるけどマユツバな話もあったり。まぁ多少うがった見方したらジャンルがジャンルだけにネタ自体マユツバなんですけどねぇ。。。
 
見に来ているお客さんも、小さな会場というのもあってそれなりのフリークが集まってるみたいで、「稲川淳二の怪談」よりも「稲川淳二の人柄」に触れに来ているような、「ある程度間合いがわかってる」感があってそれがなんだか一体感のようなものを生んでいて、これこそが冬のツアーの醍醐味?だったりもするわけで。
 
今日は今日で、ちょっと体調不良なのかなぁ?若干もつれ気味が感じがして、ネタの合間に「今日なんだかちょっとダメだなぁ、ごめんなさいね。憑かれてるかもw」てな弱音を吐くぐらい、調子悪かったみたいですが、ネタの根幹は至極まっとうに真に迫るものがあって、いつもどおりのいい仕事を見られた感がありました。

じぶんも音楽はCDよりライブで、という志向が強くなっていて、世間もそーゆー風潮だったりで、ここしばらくはあちこち浮気でライブ鑑賞三昧だったりもしますが、図らずも、稲川淳二のライブが一番行ってる回数が多い。幸か不幸か、サマソニよりも、Perfumeよりも、淳ちゃん見てる回数が多い。あんまり数えてないけど、たぶん、もう8年目?になると思うのですが、これからも、客席から\かしゆかーーー!!/ 
あ、違った、 \じゅんじーーー!!/って声援送り続けたい。
 
 

[ おまけ ]